★デビッド 興味のあること★ 

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インフレとデフレ②

 

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前回の続きです。 今回はデフレについて書きます。
~デフレとは~
~What is about deflation~
簡単に言えば、ある期間において、物価が下がることです。
その経緯はこちらです。
人が物を買うのを控える。
→物価が減る。
→物を売ってる企業が困る。
→企業が経費を節約する。
→すると客の買う気(需要)が減る。
→店員を一部クビにする(失業増加)・投資をしなくなる。
→給料が減る。
人が物を買うのを控える。→物価が減る。→物を売ってr・・・・・・・
という無限ループ状態に陥ります。
これを「デフレスパイラル」と呼びます。
「投資をしなくなる」というのは「パン屋がお金がないのでオーブンを買うのを控える(例)」という意味。 

f:id:mydream777:20190902185901p:plain日本の明治時代でも松方財政という緊急財政がありました。
西南戦争でお金を造りすぎて、インフレになった日本。
そこで松方大臣は「給料を減らす・税金を増やす」などをして、
デフレーションにしようとしました。
ですがそれで物価が減り、特に大打撃を受けたのが、
主な製品を作ってる農民です。
おそらく同じ時期の設定の連続テレビ小説おしん」も
その影響でしょう。

では今回、インフレとデフレの主な対策を書きます。
まずはインフレの対策から書きます。
~インフレを無くす方法~
~How to eliminate inflation~
①政府が増税して、消費を抑える。
②政府がお金を使うのを控える。
③給料を減らす。
④政府が物価を下げる(インフレターゲット)。
やはりインフレをなんとかするのに政府がたくさん闘わなければいけないのです。
そもそも政府の目的はそれですから。

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次はデフレの対策です。
~デフレを無くす方法~
~How to eliminate daflation~
金利を上げる。
②お金をたくさん作る。
③賃金を上げる。
などです。
①の「金利を上げる。」の理由を書きます。
先程、「デフレになると投資が減る」と書きました。 投資が減る主な原因は金利です。 金利が高いと、店は投資に対してハイリスク・ハイリターンを感じる。
ですが店を始めるというのはやはりお金を借りなければ、始まりません。
そこで金利を減らして、投資させ、店を発達させ、給料を上げ、需要を増やす。
という手段です。

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前回の記事で紹介した「ハイパーインフレーション国家ジンバブエ」は最近、デフレになりつつあります。
このままちょうどいい感じまで、下がるといいです。

ちなみにインフレとデフレではデフレのほうが危険であると有名な経済学者ケインズは指摘してます。
また同じ経済学者の高橋洋一はデフレ自体が不況である、と指摘してます。

確かにデフレのほうが危険性が高いです。
とにかくデフレの対策をまとめると
金利を上げる→投資させる→お金を作る→給料上げる→買い物する→物価あがる→給料増える→買い物をもっとする→物価上がる→インフレにならないように政府が少し増税して需要を少し下げる→うまく調整する→好景気。
だと思います。

以上最後まで見ていただきありがとうございました!